こんばんは、うずそらです。
こどもたちの家庭学習がよりよくなるように、日々、研究中です。

Instagramの家庭学習の記録で、ハイレベ100算数を見かけるけど、
ハイレベってことは手も足も出ないくらいむずかしいの?
このような疑問にお答えします。
・ハイレベ100算数の構成・内容
・ハイレベ100算数はむずかしいのか?
・ハイレベ100算数の使い方
・1冊やりきったら、力がついていた
ハイレベ100算数は、中学受験塾に入塾する前にやっておくといいと言われる問題集です。
そのハイレベ100を実際、通塾なしのわが子たちが使用してみて、1冊を繰り返し取り組むことで、問題を読み取る力がついたり、問題の情報を図に書けるようになっていました。

5分で読めるので、算数の力をつけてあげたいなと思う親御さんは、最後まで読んでみてくださいね。
ハイレべ100算数の構成と内容
標準レベル1 | 1ページ |
標準レベル2 | 1ページ |
ハイレベル | 1.5ページ |
最レべ | 0.5ページ |
合計4ページで一つの単元が終わるように構成されています。
そして、5単元ごとにリビューテストがついていて、復習テストの役割を果たしています。
リビューテストで解けない問題があったら、また、その単元の標準レベルを解きなおして、復習できるので、理解しているかの指標にもなりますね。
1年、2年、3年とどのような単元が掲載されているか、学年ごとに見ていきましょう。

【ハイレベ100 算数1年生】
・1年生で学習する内容(たし算、ひき算、長さなど)
・発展的な学習(文章題特訓、こよみ算、やりとり算、和差算)

【ハイレベ100 算数2年生】
・2年生で学習する内容(時刻と時間、かけ算、分数、水のかさなど)
・発展的な学習(文章題特訓、植木算、場合の数、数列)

【ハイレベ100 算数3年生】
・3年生で学習する内容(表とグラフ、大きな数、分数、わり算など)
・発展的な学習(文章題特訓、場合の数、規則性、分配算)
どのように問題が出題されているか見ていきましょう。

標準レベルは、基礎問題なので、基礎がしっかりできている子はなんなく解け、
基礎に不安がある子も、この標準レベルで基礎力をつけることが可能です。

ハイレベ・最レべでは、応用問題となります。
個人的に、Z会グレードアップ問題集よりもむずかしいと感じました。
デメリットってある?
解説が詳しくない!

Z会グレードアップ問題集の解説と比べると、驚くほど、少ないです。

なので、特殊算などは、親が解説することも多くなるので、
あらかじめ、親も勉強しておく必要があります。
どうしてこの式がたつのかなど、どのように教えるといいのだろうかと考え、私は、最終的には、「ドラえもんの学習マンガ」に使用しました。
ハイレベ100算数の難しさ
1⃣問題文を読み取るための読解力が必要となる
2⃣線分図や表を書いたりして、情報を整理する力が必要
一つずつ、説明します。
1⃣ハイレベル、最レベは、問題文の言葉の言いまわしが複雑なので、問題がなにを問うているのか理解するのに時間がかかるため、読解力がかなり必要となる。
Twitter上では、こういうつぶやきも・・・。
2⃣学校のカラーテストのように、一つの工程で解ける問題ではありません。
手順が2つ、3つとあって解けるので、線分図や表をかいて、問題文の情報を整理することが必要となるため、はじめは、線分図の書き方を学習マンガなど参考にして教えてあげるといいですよ。
1⃣、2⃣どちらとも、繰り返し問題を解いていくことで、解消されていきます。
ハイレベ100算数の使い方(我が家の場合)
現在、下の子が取り組んでいますが、コピーして使っています。
まちがいがあったら、その場でやり直し後、クリアファイルにいれておく。
1冊やりきったら、クリアファイルにいれてある回をコピーして、2周目はまちがった問題のみを解く。3周目、4周目とこの繰り返しで、まちがうことがなくなったら終了。
繰り返し解くことによって、読み解く力もついていき、解き方の引き出しも増えていきます。
使ってみて得たもの
- むずかしい問題に立ち向かう力
- 問題文の情報を整理する仕方
我が家は、上の子が小学3年のときにこの問題集の存在をしり、そこから、1年生のハイレベ100を
やってもらいました。
はじめのうちは、二人とも、文章題特訓以降は、悲惨な結果でした。
徹底してハイレベ1年生に取り組んだことにより、難しい問題に立ち向かう力、線分図の書き方、問題文の情報を整理する力を習得しました。

ハイレベ100は、様々な問題の出し方をしています。
「考える力」、「判断力」、「表現力」をフル動員させるような問題です。これらの力をバッチリ、強化してくれます。
まとめ
ハイレベ100算数のむずかしいと感じるポイントは2つ。
- 問題文を読み取るための読解力が必要となる
- 線分図や表を書いたりして、情報を整理する力が必要
この2つは、ハイレベ100算数を繰り返し解いていくことで、解き方の引き出しが増えていくため、少しずつ、できるようになっていきます。
1冊880円で、基礎も応用力もつけていけるので、かなりコスパのいい問題集です。
しっかりと取り組むことで、今より、算数の力が上がっていくこと、まちがいなしです!

まずは、ハイレベ100さんすうの1年生から取り組むことをおススメします。
1年生の問題といえど、あなどれないですよ。

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